反省を活かすためのコツ

こんにちは てるです。

反省したことありますか?

たぶんすべての人があるって言うと思います。

反省するときって、失敗したときにするものだと思います。

そのため反省とは自分を責めているような感じになりやすいです。

しかし!それは実は良くないんです。

反省を活かすコツ

カナダのカールトン大学でこんな実験が行われました。

この実験は、学生が試験の勉強を先延ばしにする様子を記録したものです。

最初の試験では多くの学生がギリギリまで試験勉強を始めませんでした。

しかしその後の試験では、着々と試験勉強をする人と、勉強を先延ばしにする人にわかれていきました。

この違いは、「自分を責める」か「自分を許す」かの違いでした。

感覚的には自分を責めて反省する人のほうが、反省を活かすことができるように感じるかもしれません。

しかしこれは間違いです。

実験の結果では、自分を許す人のほうが、試験勉強を着々とこなすようになっていきました。

では、なぜ自分を許す人のほうが反省を活かすことができるのでしょうか。

自分を許す人は反省を活かすことができる

失敗をしたことについて振り返ることはたくさんあります。

このとき、自分に思いやりを持ち許した場合は、失敗が自分のせいだということを認めやすくなります。

また、他人のアドバイスに対しても進んで耳を貸せるようになり、学ぶことが多くなります。

さらに、自分を許すことで、恥の意識や苦しみに苛まれることなく、事実をありのままに見つめられるようになります。

失敗を自分のせいと認め、客観的に事実を見ることができます。そして、そこに他人からのアドバイスも加え、反省し、多くを学ぶことができるようになります。

これが、反省をするときに「自分を許す」ほうが効果的に反省を活かすことができるようになる要因です。

自分を責めると反省を活かせない

逆に失敗をしたとき、自分を責める場合についてです。

自分を責めることが生み出すものは、「罪悪感」と「自己批判」です。

罪悪感と自己批判・・・すごく嫌ですよね。

こんな感情が生まれる失敗したことについて、冷静に考えることができますか?

逃げずに事実をありのままに受け止めることはできますか?

なかなかできないものですよね。

失敗の事実から逃げたり、事実を歪曲することになります。

これでは、反省を活かすことなど到底できません。

そのため、反省を活かすためには、「自分を許す」ということが大事なんです。

失敗した自分を許すにはどうすればよいか

では次はどのように自分を許していくのか書いていきます。

失敗する権利があることを知る

失敗は絶対に誰でもします。失敗しない人なんていません。

だから失敗した自分を必要以上に責めないでください。

失敗する権利は誰にでもあるものだと思ってください。

失敗したことと自己批判を区別する

失敗したときに、自分は失敗ばかりでダメな人間だ。と感じる人もなかにはいるんじゃないでしょうか。

しかし、失敗=ダメな人間ということはありません。

失敗はたしかに失敗ですが、失敗は誰でもします。

その人がダメ人間ということにはなりません。

失敗した方法が良くなかっただけで、その人が悪いということではありません。

ぼくは失敗をするかしないかよりも、失敗をどう活かすかのほうが人として大事なように感じます。

親友のように自分に声をかける

親友が同じような失敗をしたら、どのように声をかけますか?

どんなふうに励ましますか?

実際にそれを自分にしてみてください。

きっとで責めるようなことは言わないはずです。

また、もし可能なら、励ましてくれそうな人に相談してみてもいいのではないかと思います。

さいごに

反省を活かすには「自分を許す」ことが大事

自分を許すには、「失敗する権利があるのだと自覚すること」「失敗=ダメ人間としない」「親友のように自分に声をかける」

<参考>

スタンフォード大学の自分を変える教室 ケリー・マクゴニガル著

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