こんにちは、てるです。
言葉づかいとか口ぐせって、意外と適当になりがちですよね。
ただ言葉づかい、口ぐせは本当に重要だと思います。
今思うとあれは言葉から始まって性格にも影響したな。ということがありました。
言葉は性格に多大な影響を与えます。
今回はなぜ言葉づかいや口ぐせが重要なのかを説明していきます。
プライミング効果
ニューヨーク大学 ジョン・バルフの実験により以下の結果がでました。
実験内容
大学生を何チームかに分けて、いくつかの単語群から短い文章を作ってもらいます。
ただそれだけのことですが、1チームだけ、単語群に高齢者をイメージさせる
(しわ、忘れっぽい、孤独、白髪、杖)
などの単語が混ざっています。
その後、別の場所に移動してもらいました。
実験結果
高齢者単語チームの学生たちは、他のチームの人よりも明らかに歩くスピードが遅かった。
つまり人は使った言葉に、ふさわしい人物を体現する。
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使う言葉が無意識のうちに行動に影響を与えているわけです。
普段よく使う口ぐせは自分の行動に影響を与え、ひいては性格にまで影響を与えます。
恥ずかしがり屋だから
大学3年生のときです。サークルに所属しており、幹部の年だったぼくは、サークルに来た新入生の対応をしなければならない状況でした。
知らない人、しかもサークルに所属するかどうかもわからない、タダ飯を食いに来ただけかも知れない人を相手にするのは正直面倒くさかったです。
それでも、がんばって新入生に話しかけに行っていました。
そんな中、ぼくじゃない人が行けそうなときは、少し様子をうかがって、代わりに行ってくれないかなーなんて思っていたわけです。
それで他の人が行ってくれたら、ラッキーとか思ってたんですよね。
当時の同じサークルのみなさん、すいません。
それで、そのときふと言い訳のように出た言葉が「恥ずかしがり屋だから」でした。
以後「恥ずかしがり屋だから」を使うことが多くなりました。
責任逃れしたかったんだと思います。自分は恥ずかしがり屋だから、行かなくても良いか!と、自分の行動を納得させるとともに、仕方ないことだと思いこませていたように思います。
そんなこんなで学年が上がっていきます。もう自分が積極的に話しかける必要はなくなりました。
だからサークルに所属することが決定した人とだけ話せばいい状況だったので、そういう人と仲良くなろうと話しかけようとしました。
しかし、うまく話しかけることができませんでした。
以前より話しかけるのに、すごいエネルギーを必要としていました。
使っていた「恥ずかしがり屋だから」という言葉が自分の特徴になっていました。
しかもこのとき、恥ずかしがり屋を克服しようとか、そういう気持ちにまったくならず、自分のアイデンティティとして素直に受け止めてしまっていました。
言葉が完全に自分に刷り込まれていました。
性格を変える
このように言葉が自分に与える影響は強大です。
ということは、言葉で良い方向にも持っていくことが可能だということです。
使わない
まずは悪い言葉を使わないことです。
- 自分なんて
- 自分が嫌い
- 自信がない
- 恥ずかしがり屋
- できない
- 疲れた
- だるい
etcetc
こういう言葉を使わないことから始めてください。
ただここで言っておきたいことがあります。
まったく使わないということではありません。口ぐせで、呪文のように言わないでほしいということです。
大変なことがあって、疲れて、愚痴を言いたいこともあると思います。
そのときはしっかり受け止めてくれる人に吐き出してラクになってください。
そして、その受け止めてくれた人に最大限の感謝をしてください。
自分を変える
自分を変えるための一歩目はそんなに難しくありません。
なりたい自分を想像して言葉を変えるだけです。
はじめは言いづらいかもしれません。
なので一人のときに呟くだけでいいと思います。
それで自信がついたら、公言していけばいいと思います。
とりあえず行動したらなんとかなる!と思う人は、いきなり公言したら、効果が早く表れるかもしれません。
さいごに
言葉は非常に重要だということを認識してください。
自分を変えるために言葉づかいや口ぐせについて一度考えてみてください。
そして、理想の自分になりきって言葉を選んでください。
もしかしたら、周囲の人が使っている言葉に流されて、どうしても悪い言葉を使ってしまうようなこともあるかと思います。
しかしそこはグッと我慢して、じぶんらしい言葉を選び、自分を変える手助けにしてみてください。
ではでは
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