こんばんは てるです。
最近、「いい女」「いい男」の定義って?条件って?などと聞かれます。
今回は個人的に思う条件を3つ挙げようかなと思います。
あくまでも個人的な意見です。
また、男女共通のことを書こうかなと思います。
さて本題に行く前に、この「いい女いい男って?」という質問の意図を明確にしたいと思います。
この質問は、たくさんの異性からモテたい!ということではなく、好きな人と一緒になって幸せになりたい!
こういう質問だと解釈して話を進めていきます。
いい女・いい男の条件
ぼくが個人的に思う条件は、
- 離別感がある
- 自分の弱さを受け入れている
- 自分自身を愛している
です。
それではまず一つ目の離別感があるについて説明していきます。
条件①:離別感がある
そもそも離別感とは
いきなり慣れないワードだな~と思う方もいるかもしれません。
しかしこの「離別感」というのは非常に重要です。
離別感とは、「わたしはわたし、あなたはあなた、わたしとあなたは違う」というスタンスです。
「うちはうち、よそはよそ」っていうやつの個人版みたいな感じですかね!
この「離別感」の反対の言葉として「母子一体感」という考え方があります。
この母子一体感というのは、子が母に抱く感覚のような、やってもらって当たり前わかってもらって当たり前という感覚です。
子どもは母親から欲しいときに欲しいものをもらい、そしてもらえなければ、泣きます、怒ります。
こどもは母親には、強く甘え、わかってもらって当たり前と考えます。
このような感覚を成長してからも他者に対して持ってしまうことがあります。
そしてこの母子一体感は親しくなる、近くなる、同じものにくくられたときに強くなります。
つまり長い間付き合ったパートナーや夫や妻に対して抱きやすいということです。
ちょっと一体感がある場合のことを考えてみます。
母子一体感が強いとどうなるか
スーパーの店員さんを想像してください。
自分の品物を会計してくれている店員さんが、隣のレーンの店員さんとしゃべっていて、さらに自分の品物を雑に扱っている・・・
これが自分が住む日本だったら、もっとしっかり働いてよ!と怒りがこみ上げてくるでしょう。
ただこれが海外だったら、まーこんなもんかと思って、怒りが少なくないですか?
日本という範囲でくくり、一体感を持ったから、自分の当たり前・こうあるべきを押し付けているわけです。
このくらいなら全然問題ないと思います。あくまでも例えで、このような感覚です。
ではこれをかなーりスケールダウンして、長く付き合っているカップルや夫婦の場合を考えましょう。
付き合いが長くなったカップルや夫婦は、相手が最も親しく、近い人となります。
そうすると一体感は強くなりがちです。
自分のこうするべき、こうしなければならないを相手に押し付け、わかってもらって当たり前となり、裏切られれば怒るようになります。
例えば、少しでも連絡が遅れれば、連絡は早くするべきだと怒る。
相手のために何かして、その感謝が十分でなければすねる、または怒る。
寂しい気持ちもわかってもらって当たり前と思う。
自分を優先するべきと思う。
与えてもらって当たり前と思うから、掃除、料理などやってもらって当たり前、稼いできて当たり前と仕事をしてきてくれたことに感謝しない。
育った家や成長過程で身についた自分のルールを相手押し付ける。
こんなことが起こります。
2人の関係に溝を作っていきます。
離別感がある人とは
離別感がある人は、自分の期待が叶えられなくても「仕方がないか」と思えます。
相手は自分と違うことがわかっているから、相手の意見を尊重することができます。
そして、自分の考えを無理に押し付けようとはしません。
また、相手のことをわかろうとします。
自分から伝えなくてもわかってもらえるとは思いません。しっかり自分のことを伝えます。
相手にしてもらったことに感謝します。
離別感のある2人は、お互いの価値観を尊重したうえで、建設的な話し合いができます。
2人の価値観を融合して新しい文化を築き上げることができます。
そして、愛を育むことができます。
だからぼくは、好きな人と一緒になって幸せになるようないい女やいい男の条件の一つとして、
離別感がある
を挙げました。
条件②:自分の弱さを受け入れている
なぜ弱さを受け入れることが重要なのでしょうか?
受け入れることができない人は、自分の弱さに直面したときに拒否反応がでます。
それはパートナーが弱さをさらけ出したときにも拒否反応として出てしまいます。
「立て直す力」の著者 ブレネー・ブラウンさんの言葉がこれらを良く表しています。
不安にさいなまれ弱さをさらけ出している男性を受容できる女性とは、自分自身の弱みを受け入れられる女性である。
彼女たちは、権力や地位を手にいれるために男性を利用しない。
いっぽう、女性が不安にさいなまれ弱さをさらけだしている時に寄り添い、ひたすら話をきくだけで解決法やアドバイスを押し付けない男性もまた、自分自身の弱みをおそれない。
彼らは全知全能の魔法使いオズに頼らず強さを手に入れることができる。
RISING STRONG 立て直す力 ブレネー・ブラウン著
弱さを受け入れられない女性
男性が弱さをみせてきたとき、母性本能からでしょうか、とても教育的になり、指導的になり、口うるさい母親のようになるような気がします。
そんなことを望んでいる男性はほとんどいません。
そんな関係で男女の愛が育まれることは、きっとでないでしょう。
男性が弱さをさらけだしているときは、ただただ受け止めてくれればいいです。
褒めて、甘えさせてくれれば、がんばる気力が湧いてきます。
笑顔をくれたらそれだけで明るい気持ちになれます。
弱さを受け入れられない男性
弱さを受け入れられない男性は、女性が弱さを見せてきたとき、その弱さを解決したくなってしまいます。
解決策やアドバイスばかりを行い、肝心の女性の気持ちには目もくれません。
女性はわかってもらえないと、話を聴いてもらえないと、悲しくなるばかりです。
女性の心は遠のいていくでしょう。
ただただ寄り添い、話を聴き、共感する。
アドバイスしたい気持ちをグッとこらえ、女性の豊かな感情を受け止めてください。
そうすれば女性の気持ちは晴れ、穏やかな心が戻ってきます。
女性は解決策が欲しいのではありません。
話を聴いてもらいたいのです。
条件③:自分自身を愛している
では最後の条件です。
最後の条件は「自分自身を愛している」ということです。
自分を愛せない人は、他人も愛せません。
パートナーに愛を与えられない人がいい女・いい男を呼べるでしょうか。
また自分を愛していない人は、パートナーからの愛で自分を満たそうとします。
それゆえ、パートナーの愛が無くなりそうになったとき、恐怖を感じ自己防衛することになります。
それが、激しい嫉妬や束縛になってしまいます。
それは、2人の愛の関係ではなく、いかに自分に都合が良いかということだけに目が行っています。
パートナーを自分の都合に良いように従わせようとしてしまいます。
これでは、愛を育むことはできず、破壊してしまうだけです。
自分を愛し、パートナーに愛を与える。
これができる人はいい女・いい男ですよね。
まとめ
いい女・いい男の条件とは、
離別感がある
わたしとあなたは違うというスタンスを持ち、相手を尊重し、理解しようとする。
また、自分のことをわかってもらって当たり前と思わず、しっかり伝える
自分の弱さを受け入れている
自分の弱さを受け入れることで、初めて相手の弱さを受け入れることができる。
それは、二人の関係をより強固にする
自分自身を愛している
自分を愛せない人は、他人も愛せない。
自分を愛して、パートナーにたくさんの愛を与えてください。
そうしたら、自分にも愛が返ってくるでしょう。
そして、二人の愛が育まれるのだと思います。
ぜひいい女・いい男を目指してください。