最近2日に1冊のペースで本を読んでる てるです。
読書するって方はたくさんいると思います。
その読書ってなんのためにしますか?読書の目的はなんですか?
ただ楽しみたいからという人もいるかもしれませんが、知識を得るため、ノウハウを学ぶためという人のほうが多いんではないでしょうか。
また人生を変えたいという人もいるかもしれません。
ただ楽しみたいってこと以外は、知識を定着させることが必要です。
しかし、意外と知識って定着してないことが多いんですよね。
本を読んでいると、いつの間にか目的が本を読み切るということに変わってしまい、終わったあと知識がまったく身についていないなんてことないですか?
ぼくはありました。読書して満足病にかかっていました。
だから本棚見て、これってどんなだっけなーって本もあります。
ただ、これでは良くないと思い、知識を定着させるためにどうすべきかを調べ、実施してきました。
その方法を書いていきます。
読む前の準備
目的を明確にする
本を読む前にすることとして最も重要なことは、「目的を明確にする」ことです。
本を読む目的はなんですか。その目的を意識することで、目的に関連する箇所は目に入るし、記憶にも残りやすくなります。
本を読み切ることは目的ではありません。本当の目的を忘れないようにしてください。
その本を読む目的はなんですか?
難易度を確認する
本の難易度はとても重要です。
難しすぎるとわけがわからなくて、つまらなくなってしまいます。
理解もできないし、読むのやめて棚の奥にしまわれておしまいになることもあります。
本の難易度が自分のレベルに合っているのかを確認してください。
ここが意外と盲点なことが多いです。ぼくも昔よくやりました。
読み始めてみたらわからない単語が多いしつまらなくて、読むのをやめた本は何冊かあります。
最近では、新しい分野の本を読むときはマンガシリーズからはじめることにしています。
そうすると、慣れ親しんでなかった分野でもするっと入っていけます。
本を全部読むか否か
本ってはじめから最後まで読むものだと思っていませんか?
そんなことありません。はじめに読書する目的を聞きました。それを達成できればいいんです。
だから、知りたい情報のところだけ読んでもいいんです。
目次を読んで、読みたい章だけを読む。
速読しながら知りたい情報を探し、目的の場所だけをじっくり読む方法もあります。
もちろん全部読む方法もあります。
まずどう読むのかを選択してください。
どのように本を読んだら目的は達成されますか?
大枠をつかむ
全部読む場合は、おすすめしたい準備があります。
それは、いきなり読み始めるのではなく、目次を読んだり、パラパラめくることでどんな構成で書かれているのか把握することです。
この記事では、まず「読む前の準備」として、読む前にしたほうがいいことを書いています。
次に、どうやって読んでいけばいいのかを説明し、最後読み終わったあとはどうすればいいのかということを書いてあります。
このように大枠を把握し、本を読み進めることで、今どんなことが書かれているのかを理解しやすくなります。
どうやって読んでいくか
次は読み方です。
適度な速度で読む
人間の脳は自分の能力より少し難しいくらいのときに最も活性化します。
難しすぎるたときや簡単すぎるときは、本を選べばいいのですが、少し簡単な本のときにどうするかです。
そのときは本の読むスピードを速くして、難易度をあげましょう。
そうすると集中して本にのめり込むことができます。
動画でも使える
少し話がそれますが、このスピード調整は、動画のときにも非常に効果を発揮します。
ノウハウを学ぶために動画などをみるときは、1.5か1.75倍速くらいで動画を見ています。
集中しないと置いて行かれるちょうどいいスピード感で、かなり集中して見れます。
このくらいじゃないと、いつのまにか空想が始まってしまい、また巻き戻すってことがよくあります。
速読はおすすめしない
速読ってあこがれますよね。ぼくも速読に何回もチャレンジしたことがあります。
脳内で文字を読まず、ただ目で追って理解しようとしたり、ただ単に速く読んでみたりしました。
速く読むことはできました。でも内容を覚えることができませんでした。
もしかしたら、速読で理解できる人いるかもしれませんが、ぼくはできませんでした。
書き込む
せっかく買った本だから、きれいに読んで、そのまま保管したいって人もいるかもしれません。
確かにわかります。でも一回で読んだところを完璧に覚えるなんてできないですよね。
あとでどこが重要だったのか、気づきになったのか思い出す際の目印になるためマーカーを引いたりするといいです。
また、その知識をどう活かすことができるか、誰かに伝えてあげたいなどを書き込むと、それだけでも何もしないより知識が身につきます。
ぼくが読書をするときは、ドッグイヤーとマーク、メモで本が自分専用になっていきます。
自分なりに工夫して、自分専用の本にしてみてください。
読んだ後
最後は読んだ後にどうするかです。
「速くスキルを身につける4ステップ」で説明したように、「思い出す」という行為が、知識を定着させるのに一番役に立ちます。
アウトプット
おそらく一番すぐ思いつく方法がアウトプットではないかと思います。
身近な人にこんな本を読んだんだと伝えることもできますが、おすすめはSNSやblogに書くことです。
多くの人に読まれる可能性があり、正確に書く必要があります。
ある程度真剣になるため、知識がより定着します。
数行の感想だっていいと思います。そのアウトプットが、ある人にとって運命の本との出会いになるかもしれません。
ぜひ試してみてください。
質問帳
本を読んで、大切だなとかこれは覚えておきたいと思ったとき、質問帳に書き込んでください。
しかし、ただ単純に覚えたいことを書くのではありません。
その覚えたいことが答えとなる質問を書くんです。
そうすることで、質問をみるたびに思い出すことができるので、知識が定着していきます。
ただただ思い出す
ただただ思い出す行為も効果があります。
ぼくは本を読み始める前に、前日に読んだ本にはどんなことが書いてあったか思い出しています。
思い出したら、ドッグイヤーの場所やマーカーを引いた箇所などを読み返して、思い出したことと照らし合わせています。
これをするだけで、昔よりかなり知識が定着するようになりました。
まとめ
本を読む前に、目的を明確にして読み方を決める。さらにパラパラ読んだり、目次を読むことで、全体の構成を把握する。
読むときは、少し難しいと思うくらいの速度で、集中して読む。また、ドッグイヤーやマーカーなどで、自分専用の本にしていく。
読み終わったら、「思い出す」を実施して、知識を定着させる。
以上知識を定着させる読書法でした。
いい読書ライフを
よかったらblogの紹介や記事のシェアをお願いします。
ではでは