どーも てるです。
これをやろうと目標を決めてスタートをきったものの、いつの間にか「あいつに勝ちたい」「認められない」「疲れた」などの気持ちでいっぱいになって辛くなっていませんか?
それは目標の持ち方が良くないのかもしれません。
自分のための目標
大きな目標を掲げたとき、ほとんどの場合は成功したいっていう動機ではないですか。
成功したいの主語は自分であり、成功したという目標は自分のための目標です。
この種類の目標を目指すとライバルが発生します。周囲の優秀な人が気になります。
その人を出し抜き認められたい、尊敬されたいと感じるようになります。
その競争や感情が対立を生み、いつの間にか疲れ果ててしまいます。
これが「自分のための目標」を掲げることの弊害です。
ではどのような目標を掲げればいいのでしょうか。
貢献しようとする目標
モチベーションを維持できる目標というのは「貢献しようとする目標」です。
これはどういうことかというと、自分がチームや会社、組織、ミッションなどの自分より大きなものの一員だと思い、所属している大きなものに貢献しようとすることです。
この目標を掲げることで、希望や好奇心、感謝などの感情を持ちやすくなることがわかっています。
また、周囲の人の役に立つので、好かれ尊敬されます。
具体的にはどのような目標なんでしょうか。
その目標の持ち方を表す。有名な「石切り」の話があります。
石切りの話
17世紀の建築家クリストファー・レンは自分が設計した大聖堂の建築現場を視察し、作業員たちに「あなたはどんな仕事をしているのですか?」と尋ねました。
1人目は「石を細かく切っているんです」と答え、
2人目は「5シリングと2ペンス稼いでいる」と、
3人目は「私は美しい大聖堂を作っているんです」と言いました。
1人目は目標などなく、やらされている状態です。
2人目は目標は自分のためにお金を稼ぐこと。
3人目は大きなことへの貢献です。美しい大聖堂を作るというミッションへの貢献です。
3人目が圧倒的にモチベーションを持てるのが想像できますよね。
あなたの目標を発掘する
目標を発掘するとは、仕事のイメージを変えることです。
「石を細かく切っている」から「美しい大聖堂を作っている」というふうにイメージを変えることです。
以下の質問に答えてみてください。
- あなたにとって自分より大きな目標とはなんですか
- あなたの仕事は誰の役にたっていますか
- あなたの仕事は誰を幸せにしていますか
- あなたの仕事は誰をどうやって支えていますか
- あなたはどんなミッションにもっともやる気を感じますか
- あなたは世の中にどのように貢献したいですか
- あなたは自分の手でどのような変化を起こしたいですか
全てではなくてもいいです。1つだけでも答えてみてください。
そして、自分の力で導きだしてください。これが重要です。
仕事のイメージが変われば、気持ちも大きく変わるはずです。
がんばってください。
また、考えても考えても今の仕事のイメージが変わらず、嫌な思いしか感じないのであれば、仕事自体を変える必要があるかもしれません。
大きな目標を掲げてからどんな仕事なら成し遂げることができるか考えてもいいかもしれないですね。
目標を維持する
貢献する目標を掲げたからといって、これからずっとモチベーションを保てる保証はありません。
なぜなら大抵の場合、貢献する目標と自分のための目標の両方を持ち合わせるものです。
うまくいかないと、自分のための目標がムクムクと大きくなってくると思います。ぼくも完璧そうでした。それでモチベーションが下がったことも多々あります。
そのとき意識的にでも貢献する目標を思い出せば、モチベーションがアップします。初心に帰るってやつですかね。
定期的に初心に帰ることで、貢献する目標を維持してください。
まとめ
自分のための目標は競争や対立を生み、疲れ果てることに繋がる
貢献することを目標にすることで、モチベーションを維持することができる
貢献する目標は、希望や好奇心、感謝の感情も呼ぶ
長期的に維持するため、定期的に初心に帰ることが必要
以上モチベーションを維持できる目標の持ち方でした。
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ではでは