こんばんは てるです。
過度の一般化って知っていますか?
その説明をする前に、こんなフレーズを使っていないかチェックしてみてください。
- いつも~
- みんな~
- 絶対~
これらをよく使う人は過度の一般化の傾向があるかもしれません。
注意して改善したほうが健全的です。
過度の一般化とは
過度の一般化とは、個人的な事象を一般的なものだと思ったり、法則として絶対的なものだと思ってしまうことです。
例えば、過去何人かの人に告白したが、全員に振られてしまった経験がある人が、「自分は告白しても振られる」と決めつけるようになる。
他には、ある特定の先生に差別されたり、嫌なことをされた場合に、「先生は嫌なやつだ。先生全員敵だ。」という考え方になる。
こういった思考を「過度の一般化」と言います。
特定のことだったのに、全てのことに当てはめてしまったり、これから起こることも過去の経験からこうなると決めつけてしまう。
「これだからゆとり世代は」とかも過度の一般化ですよね。
女は~ 男は~とかもそうだし、A型の人は~もそうです。
他には、前もこうだったから今回もこうとか、
みんな出来ないから、私も無理とかこういうのもあります。
考えてみると意外と身のまわりにあふれてませんか?過度の一般化。
過度の一般化の悪影響
ではどんな悪影響があるのでしょうか。
嫌われることがある
まず人からよく思われないことが多いです。
ゆとりだから・・・、女だから・・・こんな感じに決めつけていると、決めつけられた方は気分が悪いです。
自分のことをしっかりわかってもないのに決めつけやがって!ってなります。
こういうことをしていたら、嫌われていくのも仕方のないことだと思います。
良いこと・もの・ひとを逃す
一般化してしまったら、個人こじんを理解することは少なくなります。
過去にA型の人と恋愛がうまくいかず、A型の人とはうまくいかない!と決めつけ、過度の一般化してしまったらA型の人は恋人候補から除外されることになります。
しかし!もしかしたらA型の人が運命の人かもしれません。
それなのに過度の一般化してたら、見逃してしまうことになります。
ある先生はよくなかったけど、もしかしたら、他の先生を自分の人生を変えるほどのものを与えてくれるかもしれない。
初めて食べたあの食べ物がまずかった・・・けど他で食べたらめちゃくちゃうまいこともある。
研修で行った登山がただしんどかった・・・でも友達と行ったらすごく楽しかった。
一般化してたら色々と見逃してしまいます。
僕は、小学生のときに給食のレバーを食べれなくて、昼休みに遊びにも行けず、ずっと食べてて、それでも食べれなくて、こっそり持って帰りました。
この経験からレバーは嫌いだなーと思って避けてたんですけど、今は過度の一般化は止めようと思って、食べる機会があったら一口だけ食べてます。
そうすると時々出会うんです。ぼくでもおいしいと思うレバーに!
ペーストになってて、パンにつけるやつとか普通においしいです。
そのときはなんかうれしい気分になれます。
ちょっと得した気分になります。
未来の可能性つぶす
過去の経験から、自分なりの法則を作ってしまう。絶対をつくってしまう。
そして、挑戦すらしなくなってしまう。
これが過度の一般化で最も良くない影響だと考えています。
確かに過去に失敗して、嫌な経験をしたことがあるかもしれません。
だからこれからも失敗すると決め込んで何もしない。
これは楽かもしれません。
でも何も変わりません。
過去はダメだったけど、未来はうまくいくかもしれません。
他人と過去は変えられません、しかし、自分と未来は変えられます。
自分と未来は変えられるんです。
未来の可能性をつぶさないでください。
過度の一般化をやめるには
ではどうやって、過度の一般化をやめるかです。
まずは、過度の一般化に気づくことです。
いつも、みんな、絶対などの言葉を使ったり、思考したときは注意してください。
気づくだけと思うかもしれませんが、気づくことがとても重要なんです。
また冷静に、事実なのか推論なのか確認してください。
過度の一般化をしている人は、推論を事実であり絶対であるように扱っています。
なので、事実なのか推論なのかを確かめることは重要です。
1人だと難しいという方は、信頼できる人に話してみるのもいいと思います。
さいごに
いつも~ 絶対~ みんな~を良く使う人は過度の一般化傾向にある
過度の一般化は、「人から嫌われる」「良いこと・もの・ひとを逃す」「未来の可能性をつぶす」などの悪影響がある
過度の一般化をやめるには、まず気づくこと、事実なのか推論なのかをはっきりさせることが大切
こんな感じです。意外と過度の一般化してたわーって人いませんでした?